かわいい子犬をお家に迎えたら、まずやるべき事はトイレのしつけです。
つい、かわいさ余って、部屋のあちこちを自由に歩かせがちですが、まず、行動を制限して下さい(サークルなどに入れて)。

そうしないと、部屋のあちこちでするようになり、その時にきつく叱ったりすると「排泄＝嫌な経験」と勘違いし、ますます決まった所で出来なくなります。

うまく排泄できる場所をつくる。
サークルなどで犬の行動範囲を制限して、周りに排泄しやすく間違えやすい物(座布 団など)を置かないようにしましょう。初めは、できるだけ広いスペースを作り(ペットシーツをサークルの一面に敷く)、 だんだん狭くすると良いでしょう。
トイレの表面はいつも清潔に、汚れたらすぐに取り替えましょう(初めは、つきっきりでいる必要があります)。そうしないと、他の場所でしてしま います。

タイミング良く排泄させる。
子犬は起きた時、食後、興奮時、およそ２時間おき(寝ている時以外)に排泄をした がります。
ソワソワしたり、その場を掘るようなまねをした時は、すぐにトイレに連れて行きましょう。

うまくできたら必ずほめる。
排泄場所がいったん決まるとそこでするのを好むようになります。場所を覚えこませる為に、うまくできたらその場でホメてあげましょう。
ホメ方は好きなものをあげたり、優しい声をかけてあげるなど、その子の喜ぶことをして下さい。

失敗しても絶対体罰を与えない。
「排泄＝嫌な経験」と思い込んでしまうので逆効果。

間違ってした場所は臭いが残らないように。
臭いが残らないようにするのは、なかなか難しいと思いますが、ペット用の消臭剤などを使って下さい。
塩素系の消毒薬を使うとかえってマーキング行動(臭い付け)を誘発することがあります。