多くの猫は、爪とぎをするのに自然の木を好みますので、当然ターゲットは、家具や柱になります。
お気に入りの爪とぎ器を与えないと、あっちでガリガリ、こっちでガリガリ瞬く間に家中ボロボロ状態になってしまいます。

【対処法】

• やられてはまずい場所の状況を真似て、その子が好む爪とぎ板をつくりましょう。
  猫が家具などを好む理由として、材質だけではなく、その家具の角度、明るさ、人目につく、または、つかない場所にある、などがあげられます。

• その子が好んで爪とぎをする材質が分かっていれば、それと同じ物(天然の木、カーペット、布、段ボール、麻の縄など)を爪とぎ板に巻いて下さい。

• 与えた爪とぎ板を使っているときは、おやつをあげたり、声でほめたり、なでてあげましょう(ほめ続ける事が大事です)。

• やられてはまずい場所に何度も行く場合は、部屋を仕切ったりして、そこに行けないようにして下さい。

• それでもダメな時には、その場所全体にフェロモン剤(フェリウエイ)を1日1回、21日間噴霧して下さい。